『キャリア教育講座』並びに『親子で学ぶキャリア教育講座』の詳細(中学・高校等)

【目次】
(1)進路選択や職業選択での課題
(2)講座について
(3)講座内容について
(4)開催のご案内
 

(1)進路選択や職業選択での課題

 

キャリア教育・進路指導での課題

◆「高等学校キャリア教育の手引き」が作成されるも、高校教員の人数が制限され、しかも授業以外の部活指導や事務処理に追われ、キャリア教育について高度な人材育成について時間がとれないのが現実。
◆教師側が一般的な会社で働いた経験がなく(日本の就業人口の8割、約5千万人は会社員)、将来就職活動及び社会に出る時に大事なことは何か?その為に今何をしなければならないか?を示せる教師が少ない。
◆上記等の理由によりキャリア教育の重要性について認識している教育関係者が殆どいないのが実情。
◆文系/理系選択において理由を明確に答えられる学生は少なく、得意科目/苦手科目という単純な判断で選択が行われているのが現状。
◆大学生を対象とした進路選択に関する振り返り調査(ベネッセ教育総合研究所)
 ・高校時代に自分の適性が分からなかった  57.5%
 ・大学入学後も自分の適性がわからなかった 59.6%
(参考文献:学生のキャリアデザイン 野村康則編著 水曜社)
 

職業説明会での課題

◆普段接する事が殆ど無い社会人から具体的な仕事内容やそこに至るキャリアについての話が聞ける。成功体験だけでなく、失敗体験も含めて知識を得る、ロールモデルを知るという点では良い催しである。
◆興味のない職業の場合は自分の進路選択時には役に立たないというデメリットがある。
◆世の中には沢山の職業が有り、受講した全生徒が将来に向けての準備や判断が出来るものにはならない。(厚生労働省の職業分類では、大分類で11種類、中分類で78種類、小分類で789種類の職業に分かれていて職業名は17,209もあります!)
◆卒業生や一般の人が講師になることが多く体験談しか話せないというデメリットがある。これからどのように将来を見据えて、これから何をしていけば良いのか?を体系的に話せる人は殆どいないというのが現状。
 
 

(2)講座について

『キャリア教育講座』並びに『親子で学ぶキャリア教育講座』の2つの講座がございます。ご不明点は何なりと『お問い合わせフォーム』よりご質問下さい。

 

基本的な考え方

◆若年者の就活支援に携わり、彼ら彼女らの現状を知るにつれ、大学新卒者が就職後3年で3分の1が最初に就いた仕事を辞めてしまうという実情を何とか食い止めたいという思いに至りました。
『自分を知る、強み/得意と興味/適性を知る、仕事/職種を知る』ことの大切さや方法を、進路を選択(文系/理系)する前に、より多くの生徒に伝えて行きたいと思いました。
◆そして1人でも多くの子供達が社会に出てイキイキとやりがいを持って、キャリアを積んでいく手助けが出来ればと勉強を重ねて講座という形にまとめました。
 

講座について

毎回アンケートにご協力頂いていますが、『仕事や働き方について』『進路選択の考え方』『職種の紹介』については7割以上の生徒が興味が有った、聞けて良かったと回答しています。
 

アンケート内容からの抜粋

  • ・知らない仕事(職種)を聞けた。会社での仕事の流れが分かった(中学校1・2・3年生)
  • ・1つの商品・サービスが生まれるまでに沢山の職種の人が関わっていることが知れて良かった(中学校1・2・3年生)
  • ・仕事に選択肢があることと、1つの会社で色んな職種に就ける可能性があることが知れて良かった(中学校1・2・3年生)
  • ・学校での勉強が社会に出てどう役に立つのかが知れて良かった(中学校1・2・3年生)
  • ・社会や仕事に関心を持たなければいけないと感じた(中学校1・2・3年生)
  • ・資料や説明が分かり易かった(高校1年生)
  • ・夢を諦めないこと、勉強を頑張ることの大切さを聞けた(高校1年生)
  • ・仕事の具体的な内容(職種)について知れた(高校1年生)
  • ・文系/理系と就ける仕事(職種)の関係が分かった(高校1年生)
  • ・仕事(職種)の適性について知れた(高校1年生)
  • ・苦手な数学をどうやって克服して理系に進んだのか?もう少し詳しく教えて欲しかった(高校1年生)
  • ・理系/文系の選択で迷っているので個別に相談に乗って欲しいです(高校1年生)
  • ・興味ある仕事(職種)が見つかった(高校1・2年生)
  • ・もっと早くに知りたかった(高校2年生)
 

(3)講座内容について

 

内容①(基本パターン)

学校や開催団体にてご指定の場所での開催及び、45分×2時限=計90分 を基本とします。
(1限目)
 ・働くとは?仕事とは?
 ・会社での仕事の進め方
 ・職種紹介(仕事内容/適性/就く為に卒業が必要な学部・学科)
(2限目)
 ・2030年の世界は?本格的なAI時代に備えて
 ・これからの進路について(進路別に注意すること)
 ・文系/理系をどう選ぶか?
 ・進路に迷った時に考えるヒントとメッセージ
 ・今やるべきことは?のヒントとメッセージ
 ・社会人基礎力について ※詳細はこちら
  ~どうやって身に付けて行くか?~ 
  

内容②(短縮版)

学校や開催団体にてご指定の場所での開催及び、45分~50分 を基本とします。
 ・キャリア(生き方)について
 ・業界・業種と会社の紹介
 ・会社での仕事の進め方&職種紹介
 ・進路を選び・考える上でのポイント
 ・今から身に付けていくもの
 ・皆さんへのメッセージ
 ※内容や時間については個別対応可能です。
  ホームページの『お問い合わせフォーム』よりご相談下さい。
 

費用

 内容① 50,000円(税別)/1回(90分)(基本パターン)
 内容② 30,000円(税別)/1回(50分)(短縮版)
 ・事前打合せ込(訪問、ZOOM、電話等にて)。
 ・交通費は別途実費を頂きます。
 ・講座終了後、10日以内に振込にてお支払いをお願いします。
 
 ※費用についてはご予算に応じて個別対応可能です。
  ホームページのお問い合わせフォーム』よりご相談下さい。
 

開催場所

開催校/開催団体にてご準備をお願いします。(講堂、体育館等)
 ・プロジェクターとスクリーンのご準備もお願いします。
  パソコンは持参しますので準備不要です。
 

申込み方法

ホームページのお問い合わせフォーム』よりご連絡をお願いします。
後日依頼書等、必要書類をお送りさせて頂きます。
 

お願い

・チェックシートを使いながら講義を行いますので
 参加人数分の資料事前印刷~配布をお願いします(A4-1枚・人)
・講座内容の品質向上の為にアンケートのご協力をお願いします。
 参加人数分の事前印刷~配布~回収~送付をお願いします(A4-1枚・人)
・開催の様子をキャリアピットのホームページにて紹介することのご許可をお願いします(写真込み)
 

お知らせ

※教育委員会や学校の先生等の教育関係者、或いはPTAの皆さまの勉強会としても有益な内容となっています。
 ご要望に応じた内容の講演も可能ですのでホームページのお問い合わせフォーム』よりご相談下さい。
 
※中学生や高校生に日々接する皆さんに向けてブログで情報発信しています。是非ご覧ください!
 
 

(4)開催のご案内

 

ご挨拶

私どもキャリアピットでは学校やPTA様主催による『キャリア教育講座』 『親子で学ぶキャリア教育講座』 の開催校を募集いたしております。生徒たちの将来を考えるきっかけづくりとして、又ご家族や先生方の学びの場として是非ご活用頂ければと存じます。よろしくお願い申し上げます。
 

キャリア教育について

キャリアとは働くことにまつわる 『生き方』 そのもののことです。私どもキャリアピットでは生徒たちがこれから進学~就職とキャリアを考えていく上で、大事なポイントや考えるヒント、すぐに行動できることなどの知識と準備の仕方などを、社会人としての経験が豊富でキャリア教育に精通した講師が講座形式でお伝えさせて頂きます。
 

開催することのメリット

◆生徒たちの将来に向けたみちすじや準備の仕方(進め方や大事なポイント)が分かります。
 

◆生徒たちの将来をご家庭や学校で、一緒に考えて一緒に創っていく方法が分かります。

 

対象・開催形態

◆ 学校行事の一環として/生徒も参加する親子向けの行事として
・文系/理系など将来どのように進路を選んだら良いか?迷っている生徒やご家族・先生方に向けて
・将来、どんな仕事についたら良いか?選んだら良いか?迷っている生徒やご家族・先生方に向けて
・2030年はどんな世界になっているか?AI 時代に今から備えることは?等々
 
◆ PTA行事や先生方の勉強会として
・生徒のキャリアについて、何を?どんなアドバイスや指導をしたら良いか?迷っているご家族や先生方に向けて
・仕事の中身(職種と具体的な役割、仕事の進め方や連携の仕方など)をご存じでないご家族や先生方に向けて
⇒就労者の8割を占める会社での仕事の内容と求められる資質やスキル、適性などについてご紹介させて頂きます。
 

お知らせ

※教育委員会や学校の先生等の教育関係者、或いはPTAの皆さまの勉強会としても有益な内容となっています。
 ご要望に応じた内容の講演も可能ですのでホームページのお問い合わせフォーム』よりご相談下さい。 
 
※中学生や高校生に日々接する皆さんに向けてブログで情報発信しています。是非ご覧ください!